ももさいと運営ブログ

乃木坂46の大園桃子さん非公式ファンサイト「ももさいと」の運営ブログです。

大園桃子さんが「ももさいと」をみてくれた奇跡への道のり

今日は23rdシングル『Sing out!』発売記念 個別握手会@東京ビッグサイト(青海展示棟)でした。少し釣り気味のタイトルですが、自分にとっては「奇跡」以外の何ものでもないのでまとめます。

完全に管理人の想いを書いた自己満なので、読んだ方が得るものはないかもしれません。ご注意ください;

ブログの内容と全然関係がないですが、今日の個握にスタンド祝花を出しました。ライブお休みのニュースが出る前に手配したものですが、ピッタリの言葉になってよかったです。

箱推しから大園桃子さん単推しへ

ももさいと管理人の私が乃木坂46を好きになったのは2014年で、知り合いから「乃木坂ってどこ?」を勧められてみたのが始まりでした。初めて行ったライブは忘れもしない…西武ドームで行われた「乃木坂46 3rd YEAR BIRTHDAY LIVE」でした。今となっては伝説に近い、1日で全曲(69曲)を7時間半近くかけて披露したライブで、あまりの寒さと長さに「アイドルのライブとはここまで過酷なものなのか…」と身をもって体験したのは今も鮮明に覚えています。

今年2019年まで長らく箱推し(とはいえ、七瀬さん・若様を推し気味)を貫いてきた自分ですが、今年の1月27日に台北アリーナで開催されたライブに参加して、大園桃子さん単推しになりました。

それまでも桃ちゃんの握手会にはちょこちょこ行っていましたが、ガチになったのは今年でした。

「ももさいと」の構想と開発

大園桃子さんの情報を知りたい!

箱推しのときは、グループの情報を幅広く知れば良いという考えで乃木坂の公式サイトやTwitterでフォローしている人たちの情報を眺める程度でした。

単推しになって初めて「桃ちゃんが出演してきたものを全て知りたい…」という気持ちが沸いてきて、公式サイトでは調べにくいなと思うようになりました。

世の中には「まとめサイト」や「アンテナサイト」と言われるものがありますが、広告がペタペタ貼ってあったり、あまりみたくないコメントが書いてあったり、微妙だなぁと思うことがしばしば。

そこでふと思い立ったのが昔々インターネット創生期(よりは後かな)にあった「ファンサイト」の存在です。

イマドキの若い方はわからないかもしれませんが、ネットが出た頃って「ホームページ」や「公式サイト」なんてものは今ほどに数はなく、あったとしてもお粗末なサイトが多かったものです。そこでコアなファンが自分で情報サイトを立ち上げるというのが流行って「ファンサイト」が生まれました。Wikipediaにもありますw

ファンサイト - Wikipedia

乃木坂メンバーたくさんいるけど、ちゃんとしたファンサイトを持っているメンバーっていないのでは?と思って、作ってみることにしました。

自分でしっかりと情報を集めて、まとめよう。

このときはまだ大変さを理解していませんでしたが…。

ゼロからコーディング

綺麗なWebサイトなんて、今の時代、誰でも簡単に作れちゃいます。でもそうはしたくなかった。ここには強いこだわりを持っていました。

「頑張って手作りして気持ちを込めたい!」

この辺りの気持ちは以前にブログでまとめました。

blog.momosite.jp

幸い自分はエンジニアの仕事をやっていて、今はテクニカルサポートがメインで開発は離れていますが、バックエンド系の開発経験があります。Webサイトはいわゆるフロントサイドと呼ばれ、HTML/CSS/JavaScriptなどの技術を使うもので、ここについては知識が少なかったですが、コツコツ学びながら実装を進めました。

サイト名の発想はもちろん「もももばめ」から

ある程度できあがってきて、さてサイトの名前をどうしよう?と悩み始めました。

  • 桃ちゃんを応援するサイト
  • We love Momoko Oozono!
  • ももぺーじ

…?あれこれ考えて、どうもしっくりこないなと。

そんなときモバメがきて「#もももばめ」のハッシュタグがググっと増えたのをみて

「ももさいと」

にしました。シンプルだし、もももばめのおかげで覚えやすいし、今ではこの名前にして本当に良かったなと思います(笑)

ドメインは momo.site にしたかったのですが取れなくて…。最終的には「momosite.jp」を取りました。

ちなみにサイト作りで一番苦労したのはロゴづくりでした。 デザインは専門領域外なので、桃ちゃんのサインを元にしたデザインです。Photoshopはお高くて買えないのでGIMPで頑張りました。


見てくれる人なんているのか…?

最初は自己満足で作っていましたが、段々と時間をかけているうちに、「せっかく作るからにはファンの方々にみてもらえるようなサイトにしたい…」という欲がでてきました。

でも今どきファンサイトなんて流行らないし、下手したら叩かれるんじゃないかと不安でした。

そこで以下の3点にかなり注力して開発を進めました。

・サイトのクオリティは高くして「すごい」と思ってもらえるようにする
・桃ちゃん推しが欲しいと思う情報や機能を提供する
・著作権、肖像権などへの侵害はせず、広告で稼ぐこともしない

3点目はファンサイトにとって一番難しい所ですが、Twitterで平然とアップされるモバメや会員限定の写真、Youtubeにアップされる特典映像や有料コンテンツなど、自分はこういうのが本当に嫌いで、乃木坂ちゃんを好きだからこそ、価値を感じるからこそお金を払うべき、と思っています。そして、彼女たちを餌にしてお金を儲けるようなことは絶対にしない。まとめサイトなどのように、お金を稼ぐためにアクセスは増やす、というのはしないと決めました。

乃木坂ちゃんが好きで桃ちゃんを温かく応援したいからこそ、モラルをしっかり守るというのを大切にしたいのです。これは私の応援姿勢です。

桃子ファンのやさしさ

「ももさいと」を公式リリースしたのは4月2日でした。Twitterのアカウントも開設したものの、SNSの難しさは十分経験済み(仕事含めw)なので、誰もみないだろうなぁと思っていました。

でも意外とちょこちょこ反応をいただけて、クオリティが高い、などコメントをいただけました。初期にフォローして下さった方やコメントをくださった方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

この最初のツイートのRTやいいねが増えるたび、桃子ファンの温かさ、やさしさを感じました。

あと個人的に忘れられないのは、名古屋の個握で桃ちゃんに紹介しようと思って作ったステッカーが余って「欲しい人いますか?」とツイートしたところ「欲しい」と反応があったことです。最終的に5名の方に配ったのですが、皆さん喜んでくださって本当に嬉しかったです。私は人見知りでコミュ障気味なので、こういうきっかけで話をするというのもありなんだなぁと思いました。

桃ちゃんへの紹介は失敗

そして迎えた5月11日の名古屋個握。これは私の人生初の握手会遠征でもありました。作ったステッカーを桃ちゃんチケホルの裏側に貼って、首にぶら下げて握手へ。

桃ちゃんへの紹介は率直に「あぁぁぁ…失敗したなぁ…」と思ったのを覚えていて、というのも、何か喋った流れで思い出したかのように紹介をする形になってしまい、剥がしの方の「お時間でーす」のあとに「あ、桃ちゃん!サイト作ったんだよ」という形になってしまったのです。

まぁ、でもこういう「覚えてね!」アピールって誰もがやることだし、何千人と握手する中の1人が剥がし間際に何か言ってたレベルだよなと思って自分の中では「もう伝えることはないな」と思いました。

そして奇跡へ…

今日の握手会のことはずっと忘れないし、もしかしたら自分が死ぬ間際に走馬灯のように思い返す人生の1シーンなのではないかなと思います。

ももさいとのことを伝える気は特になく、1部の握手も普通に体調の心配をする会話で終わりました。チケホルは2つ付けて、2つとも桃ちゃん写真が表でした。

そして2部。あまり意識していなかったのですが、チケホルがももさいとステッカーを貼っていた側が表になっていて、1部同様に普通の会話をしながら握手したところ、

突然桃ちゃんから奇跡の反応が…

思わず「え?マジで?」って言ってしまいました。

自分が感動したのは桃ちゃんの驚くべき記憶力で、名古屋であんな一瞬だったのに、なんで覚えててくれたんだろう?ホントに??え?え?みたいにパニくりました。

もしかしたら何かの間違いだったのではと思ったのですが、5部でも話せて、本当でした。嬉しい…。

やってみることの大切さ

長々と書いてしまいました。私は社会人でエンジニアをやっていますが、IT業界はスマートな方やプロフェッショナルの方がたくさんいて、日々劣等感を感じます。自分の仕事のスタイルはわりと泥臭い感じで、不器用なりに手を動かして継続することなどを意識しているのですが、ももさいともまさにそんな感じでやってきました。

ふと思い立ったのがきっかけでしたが、実際に行動する、やってみることの大切さというのを改めて感じました。

今後も桃ちゃんの魅力を世の中に広めるため、ももさいとを運営していきたいと思います。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。握手会などで「このブログ読みました」と言ってもらえたら、ステッカーをお渡ししたいです(笑